ここで練習するのは、Jw_cadで角度を付けて直線を描くための使い方です。
図面作成では、直線に角度を指定して描くのは頻繁に行う作業ですから、角度を指定して思い通りに描けるようにすることは作業効率向上の上でとても大切なことですから、しっかりと練習して使い方を習得してください。
角度を指定して直線を描くにはコントロールバーを使います。
ツールバーの各タブをクリックすると、その機能に付随した設定ができるように専用のコントロールバーが表示されます。
今回は、直線タブに付随したコントロールバーにちょっとした設定をして、思い通りの角度で直線を描く練習ですので手順に従って進めてください。
それでは、操作手順を確認してください。
このタブからはじめますので、その後の手順は下記を参照してください。
これで、指定した角度で簡単に直線を描くことができます。
設定と言っても、コントロールバーの『傾き』に数値を入れるだけですから、何も悩むことはありませんね。
書き込む角度を変えれば、思いのままに角度指定した直線が描けますから、ちょっと複雑な図形や平行四辺形や台形なども簡単に描けるでしょう。
この方法を使わなくても目盛グリッドがあれば読取機能と組み合わせることである程度の角度指定はできますから目盛グリッドと角度指定を上手に使い分けて、効率よく図面を描けるように練習してください。
このほかに、角度を15°ずつ変える方法もありますのでそれも紹介しておきます。
使うのは【】 ここです。
ここにチェックを入れるだけで、ポインターを動かすだけで15°ずつ角度が変ります。
試しに、ポインターをグルッと一回転させてみてください。
ポインターを追いかけるように直線が動きます。
その動く角度が15°なんです。
この使い方も便利な使い方ですから覚えておくときっと役に立ちます。
いずれにしても、使わなければ始まりませんし上達もしないので、ガンガン使ってください。
「習うより慣れる」ことが大切です。
次はこちら⇒⇒Jw_cad 長さを指定して直線を描く方法