無料で使えるJw_cadに備わっている【表計】を使うときに使いやすく見やすい書き込みにするための設定方法を紹介しておきます。
表計算を使うと、面積計算書などを一つの表として書出したりすることができるので、一々計算する必要が無く、いくらたくさんの計測値が有っても簡単な操作で瞬時に計算してくれます。
こんな便利な機能を使いこなせるようになれば、図面作成の時間も短縮できるし、書出したものをそのまま図面に添付することもできるので、完成度が高く、相手に設計者の意図をより正確に伝えることができるようになるので、ぜひこの機会に覚えてください。
ここでは、ツールバーの【表計】タブから始める使い方を紹介しますが、メインメニューの『その他(A)』⇒『表計算(K)』から始めることもできます。
『表計算』では先にも紹介したように、簡単に票の中でいろんな計算ができるので、自分で電卓をたたいたりする必要もないので、その分図面作成の時間短縮になるし、つまらないストレスも軽減出来るので、良いことばかりの便利な機能ですから、みなさんにもぜひ使っていただきたい機能なので、私も頑張って紹介しますので、少し慣れるのに時間が掛るかもしれませんが、頑張って練習を続けてください。
なんだか偉そうなことを書きましたが、内容はさほど難しいものはありませんし、このページで紹介する『書込設定』もたいしたことはないので、軽く見てサクッと覚えられる程度のものですので、サラっと読み流してください。
さて『書込設定』を行うにはまず『表計算』画面のコントロールバーの右端にある『書込設定』タブをクリックします。
クリックすると次の画面に切り替わります。
これが書込設定をするためのコントローバーなので、ここで書込みに関する設定を先に行っておきます。
それでは左端から順番に紹介していきましょう。
『文字 7』 |
クリック毎に数字が変化し、基本設定で設定された文字サイズが引用される。 |
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『少数桁 0有』 | 書込む小数点以下の桁数の有無を切り替える。 |
『カンマ 有』 | 桁数のカンマの有無を切り替える。 |
『四捨五入』 | 「四捨五入」 「切り捨て」 「切り上げ」を切り替える。 |
『(m) mm変換』 | 単位表示方法を切り替える。 |
『OK』 | 設定が終わったら最後に「OK」をクリックする。 |
■□■補足
小数点以下の桁数変更と単位表示の切り替えは、『表計算』初期画面のコントロールバーで行います。
これで書込みに必要な設定は終わりですが、測定を行ってからでも変更できるので、書込みの時にイメージと違うと思ったら、一旦『クリヤ―』タブをクリックして書込設定をやり直してから表計算を再開してください。
次はこちら⇒⇒⇒Jw_cad 表計(乗算)の使い方